ダンボールを満載にしたリアカーはどこに向かうのか

東京で言えば秋葉原、大阪で言えば日本橋。これらはどちらも電気街として知られています。最近では電器店や電気部品の店ばかりではなく、アニメや同人誌など、いわゆるサブカルチャーの店が多くなっていることでも異彩を放つ街です。とは言え、今でも電器店は多いので家電製品が入れられていた梱包材が大量のゴミとなって発生します。
こうした土地柄を反映して、道行く人に混じってダンボールを山積みにしたリアカーが重そうに道を進んでいる光景を見たことがある方は多いと思います。これは各店から出された箱などの廃棄物を回収して、どこかに持ち込んでお金にしていることが考えられます。そこで、ひとつの疑問が生まれます。
「どこか」って、いったいどこに持って行っているの?という疑問です。直視するには勇気が要りますが、あのリアカーには必ずどこかの会社の名前が書いてあります。そうです、その名前こそが彼らが集めたダンボールを回収している業者なのです。
こうした回収業者は現場で回収の仕事をする人に対してリアカーを貸し出し、それを借りたホームレス(?)の人たちが、せっせと箱を回収して業者に持ち込むのです。業者はその場で持ち込まれた量に応じて現金を支払うので、日銭仕事が成立するわけです。