アーカイブ: 2月 2011

中国の北京市でダンボールが入った肉まんが製造されて売られていたと
2007年7月に報道されて大騒ぎになった事件をご存知でしょうか。

2007年7月12日付けの中国の各新聞が、
北京市の露天でひき肉にダンボールなどの紙を混ぜてある偽物の肉まんが
売られていたと報道されたのです。

そして、その混入されていた量が少量ではなく故意的にわざとかなりの量
だったと報じられました。

当然食用の紙などがある訳ではありませんので、
この報道は物議をかもしたのです。

これは虚偽の報道だった(と当局が発表した)のですが、
当時の中国で豚肉の価格が上昇していたことに便乗したものとも考えられます。

新聞に問題の肉まんが売られていたと言う記事が出た数日後に
この報道記事が虚偽のものであったと言うことが分かったのですが、
この報道をでっちあげたのはテレビ番組の制作に関係していた人間だったのです。

しかしそのやり方はかなり手が込んだもので、
テレビ番組の制作に関与していたスタッフが肉まんをつくっている店を訪問して、
その厨房を一時的に借りてそこに豚肉や小麦粉、
さらにはダンボールを持ち込んで実際に肉まんづくりを撮影したのだそうです。

当然その店の主人はこの撮影には関係していません。

そして、悪質であったのは、
この肉まん作りが普通のスタイルで撮影されたのではなく、
いわば隠し撮りのようなシナリオでの撮影であったことです。