アーカイブ: 5月 2011

常に私たちの身近なところにあって、何気なく利用しているダンボール。何気なく使っている言葉ですが、この「ボール」って一体ナニ?と思ったことはありませんでしょうか。素材となる紙のことを「ボール紙」と呼ぶこともありますので、ここでボールという言葉が登場しています。ここでは、この「ボール」の語源について述べてみたいと思います。
ボールというのはもちろん英語から来た言葉なのですが、本来の意味だけを考えると野球やサッカーで使うようなボールを想像します。しかし、ボールで箱を作ることはできませんし、素材の断面を見てもボール状のものが入っているという気配もありません。つまり、球を意味するボールとは無関係だということです。
では何なのかと言いますと、そもそもの語源は最初に聞いた人の聞き間違いに由来しています。ダンボールが発明されたイギリスではcard boardという英語で呼ばれています。ここに登場するboardという言葉が、最初に聞いた日本人の耳には「ボール」と聞こえたのでしょうか、以後「ボード」ではなく「ボール」と転じたのです。
同じようなものはたくさんあります。アメリカからやって来た小麦粉は「アメリカンな粉」が転じて「メリケン粉」、アイスクリームが転じて「アイスクリン」など。